薪作り当初は毎回長さを測りながら玉切りしていましたが慣れてくるといちいち計測するのがめんどくさくなり適当になってました。
そうすると1シーズン数本は大きい薪が発生してしまい炉内に引っかかります。
扱いに難儀する曲者薪に多いです。
気づくまでほんの数秒。
しかし、熾火に接触している部分は既に燃え始めているため
引き戻すにも室内で煙が燻る、 そのままにするにも扉が閉めれないので
燃え尽きる(砕けるようになる) まで抑えるしかないと絶望を迎えます。
なのでこのようなカオス状態になった時は
①家族に▽庭に通ずる窓を全開にしてもらい
しっかり開いたのを確認したら
②グローブで薪を掴んで窓際まで走りデッキと芝生を通り 越して庭の土部分まで遠投。
そのままだと煙が収まらないので
③更に外に出て水をかける。
④後日、乾燥させてカットして再使用。
こんな2度手間なことをしています。
その場に僕しかいなかったらもうお手上げなのでそういう状況では冒険はしません。
なぜこうなってしまうのか?
僕の場合、作業時間をなるべく減らしたい気持ちがそうさせます。
例えば我が家のヨツールF400は最大50センチまで。
そこに105cm原木が登場。
3回カットすれば一玉35cmなので確実に入りますがなるべく労力最小で済ませたいバイアスがかかりなぜか2回カット(52.5cm)でも入るように見えて来るんですよね。
不思議だな。
そして2年後、薪運びの時点で怪しさに気づくものの
再度ギリギリ入るだろうバイアスに洗脳され上記の絶望を味わうというのが
いつもの流れ。
良く考えたら消費するまで2度誘惑に負けています。
もっとも最近は心に余裕をもてる大人になったので怪しいのは2回目の誘惑の時点で予めカットできるようになりました。(まだ1回目の誘惑には勝てません。)
この日は雨だったので土間で。
まあこういうのは後回しにして後日チェーンソーで切れば早いんで すけどね。
一度室内に入れた薪をまた外に出す行為が何かに対して負けを認めるようで嫌なので。
わざわざそれだけのためにチェーンソーを引っ張り出すのも面倒で すし。
この辺の余裕はまだまだ時間がかかりそうです。
▽手ノコはコチラを使用しています。切れ味良く緊急時にも安心です。