薪ストーブ

薪作り中にチェーンソー音を聞き、現場へ向かい原木をゲットする。だがしかし

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先日もいつものように、コツコツと薪を作っていた。

そんな作業の合間、チェーンソーの音が聞こえる。

近い近いぞ。

作業音を辿ると現場は裏のお寺。

業者の方に貰えないか聞いてみたところ捨てるだけだからOKとのこと。

ただ、「イチョウだから薪なんかに使えないよ。」と言われたけど

乾燥させれば問題ない。

捨てるには忍びない。 お寺の方からも許可を頂きありがたく頂戴することにした。

ただ自宅前まで運んでもらうのは気が引けるのでその場に下ろしてもらうことに。

お寺の敷地内だけどこれも許可頂きました。

ありがたい。

といっても長居するわけにはいかないので、この日はとりあえず小物関係を片付けました。

試しに玉切して斧を振ってみたけど、水が溢れて打撃を吸収され、割れませんでした。

流石、「水吹きイチョウ」と言われ関東大震災や東京大空襲時に浅草寺を守っただけある。

というわけで手ごわそう。

乾燥させたら割れるかな・・

ちなみに、この前日は、 椎(しい)の木を伐採していたとのこと。

正直、A級薪を逃してめちゃめちゃ悔やしい。

日中爆睡してた自分を恨む。

口を開けば「椎の木・・、椎の木・・」と、 小声で繰り返してしまうほど、 悔しさは募るばかり。

そんな時は焼き芋に限る。

熱々ホクホクの焼き芋を頬張りながら、 椎の木への未練を断ち切るのだ。

「焼き芋よ、どうか私の心を癒しておくれ」 と、心の中で呟きながら、 焼き芋を丸ごと口に入れる。

すると、不思議なことに、 さっきまで「椎の木・・椎の木・・」と呪文のように繰り返していたのが、 いつの間にか「焼き芋・・焼き芋・・」に変わっているではないか。

焼き芋恐るべし。

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